ごきげんな こるく NO/2

 管理人こるくがゴキゲンになることの日記。 震災の体験の記録も書き始めました。

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ガレキの行方。

昨日 新聞の小さく載っていた記事だったけれど
ちょっと・・気になったことがありました。

石巻のガレキではないけれど、同じく津波で壊滅的被害を受けた街のガレキの処理を
東海地方の県で、一部受け入れることになっていたようなのだが
そこの住民グループから 「受け入れ反対」との声が上がり
署名もあつまり、それを受理されたとのニュースでした。

具体的にこれからどうなるのかは わからないけれど、
そういったことがあれば 絶対的に時間はかかる。


きっと だれだって 自分の街に環境の悪いことは率先してしたくはない。

でも どうやったって この大量の東北のガレキの量は
各自治体で自己処理していたら
何十年、いや 何百年分もの量で、いつまでかかるのか果てしない。

石巻は中心部はだいぶ片付きましたが、ただ、市が所有する少ない土地に
ガレキ置き場を作って、そこに集めただけ。
そしてようやく集められたガレキを ようやく選別作業等にとりかかった所。

ましてや、まだまだ 解体しなければならない建物や家屋は沢山あります。
それだって ぜんぜん進んでいません。
(こるくの家のおとなりさんも、昨日全て解体が終了しました)

ちょっと過疎部にそれると 更に輪をかけて まだまだ 片付けなんぞ終わっていません。
そして、漁師さんたちは操業を開始しても魚よりも
底引き網にかかるガレキの処理・・・。


公園は全て仮設住宅。ちょっと広い土地はガレキ置き場。
海浜公園はすべて ガレキ置き場。
埠頭の地元会社が貸し出した土地には流出した廃車の山。

壊滅的被害を受けて使えなくなった 我母校の市立高校の校庭もガレキ置き場。
現在市内の子供達が通う高校のすぐそばの市有地もガレキ置き場。
被災者感情、環境うんぬん言ってられないのが、被災地の現状。


すべて 受け入れてもらえなくてもいい。

みんな 「心は一つ、絆、被災地のために・・・」うんぬん語るなら

こういった 汚れ仕事?も ほんの少しでいいから手伝って欲しいと切に願います。
みんなの街にだって、震災ゴミはなくても 普通のゴミはあるでしょう?


実際に 女川町のガレキを東京で引き受けてくれた時の 搬送されるまでの検査たるや
ものすごい気の使い様でした。
放射線量も ちくいち測って コンテナ車両に運ばれてゆくガレキ。

そりゃ、自分たちの土地のゴミをよそ様の自治体で処理していただくのだから
そういった作業だって そうとうのエネルギーを使ってるのだろうと思う。



自分が逆の立場だったら 「反対」の署名をするのだろうか。
ちょっと柄にもなく こんな真面目なことを考えてしまいました。

もちろん、協力してくださっている自治体もあるのは わかっています。


でも、署名運動・・・

うーん。

悲しいかな、だれも責めることはできないのですよね。





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[ 2012/01/14 01:31 ] 被災地の今 | TB(0) | CM(2)

ちきしょう。


最近、子供達がよく話題にする言葉。

「○○ちゃんち、道路にひっかかるんだって」

「道路」とは

石巻の復興都市計画とやらで 新しくできる道路のこと。
津波被害が大きかった地域=復興都市計画の対象地域。
津波によってめちゃくちゃにされてしまった住宅街。

こるくの住む子供達の学区内。大通りを挟んで南へ行くと、この「対象地域」となる。

そこに また 大津波が来ても浸水を防ぐために
盛り土をした道路を作る計画があります。

南浜、門脇町地区は もはや 住宅は建ててはいけなくて
計画では、緑地公園になる予定。

海岸線から平行して 大きな高さのある道路を作る。

のは、いいのだけれど

その道路がはしる場所は、みんなが今現在住んでる場所なわけであり。


このへんじゃ、正式発表もない、わりと早いうちから噂は飛び交い
本当なのか、デマなのかと思っていたら
昨年冬から 対象地域ごとに住民説明会が順次行われました。

みな 複雑な思いだった。

夏休み前頃だったろうか。噂は飛び交っても、住むところがないんだもの。
避難所(学校)だっていつまでも居られない、仮設住宅は当たらない、借りれるアパートはない、
結局は形が残っている自宅がある人は 戻る人たちが多い。
戻れば、壊れた窓、トイレやお風呂は直さなくては生活が大変。
どうせなら床や壁・・・と、大工さんが空き次第工事する方も多い。

お正月。
みな、ようやく 自宅でつかの間の団欒をたのしんだと思う。

すっかりリフォームしちゃってから
「あなたの御宅、道路にひっかかりますので 退去してください」てな話ってありなんだろうか。

ま、半ば 開き直り、噂の時点で迷ったって 暮らせないから直した。って人も多い。
「道路の着工までの数年間はなんとかここで暮らせるから」って、
使い捨てリフォーム状態、みんな。


子供達は、特にるーくんは「友達が引っ越す=転校」って考えちゃうのかな。
なんだか 中学校に行ってもみんな バラバラになるんじゃないかって
考えてしまうようです。
仕方がないのだけれど、何年先になる話かもわからないし、今 そのことで悲しまなくてもいいのだけれど。

子供達なりに 「友達の家が大変だ」とは思うのでしょうね。

うちは お父さんの会社は引っかかりますが

今住んでいる家は道路にはひっかかりません。

だからこそ、子供達もそういったお友達とそういう話題になった時
どう言って接したらいいのか悩む事もあるようです。

私自身、やはり どういっていいのか 悩みます。
やりきれません。

みんな、やっと避難所生活が終わった、家を直した、とりあえず住むところ見つけて住んでても
次々と問題が降ってきて
積み重なって 山となって、
それでも 子供達の学校や日常生活は続いてゆくわけで。

ひっかからない家に住んでる私が こういうこと書いたって
きっと その人たちの本当の心の底の気持ちまではわかっていないわけで
すぐそばで見ているだけの傍観者になってるのかもしれない。

同じ被災地でも 一歩先ではこんなにも違うものなんだろうか。

同じように私も思った、何ども思った。

自分の家より数百メートル北に家があるだけで 被害がずっと軽い人、
同じく浸水しても 家財道具はセーフだった人、
使える道具や服や寝具があった人達に対して
はじめはね、「よかったね」って思ってたけど
だんだんと時間がたつにつれ、気が狂いそうになったとき

ちきしょうって思った。

それでも行政の下す罹災証明は同じ「大規模半壊」判定。
ハラワタ煮えくり返りそうになったけど。

浸水しなかった地域に住んでいる人たちなんかにゃ 恨めしくさえ思った自分もいる。


これと同じように、わたしよりひどい状況下の方々は きっとこう思ってるはず。

ちきしょうって。

ほんと、津波のバカヤローだよ。



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テーマ : 東北地方太平洋沖地震~The 2011 off the Pacific coa~

[ 2012/01/25 06:36 ] 被災地の今 | TB(0) | CM(2)

ありがとうの大合奏

突然ですが お知らせです。

2月5日(日)13:20~より

石巻から、「ありがとうの大合奏」があります!


詳しくは こちらのURLへ
http://www.hmj.co.jp/kizuna/


Yahooの復興デパートメントでも 紹介しています。
http://fukko-department.jp/event/ 

そして、こちらのURLで ライブ中継があるそうです!!

↓↓↓

http://www.ustream.tv/channel/kizuna-project1


お暇で もし興味のあるかたは 見てみてください。

我が家からはあーねえちゃんが、参加しまーす♪

さーねえちゃんはもう、引退したので参加できないのですが 
見にも行けません。
なぜって?
受験生、最後の模擬試験日デス。。。Σ(ーДー|||)






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テーマ : みんなに知って貰いたい事

[ 2012/02/05 03:20 ] 被災地の今 | TB(0) | CM(4)

ありがとうの大合奏-その2。



昨日の昼間に行われた NPO絆project「ありがとうの大合奏」は大成功でした!

改めて いろんなこと思い出しちゃって 泣いてしまった。

動画、見れるサイトを見つけたので 

よかったら 子供達の純粋な「ありがとう」を聞いてあげてください。

Ceron.jpっていうニュースとかのサイトから。ニコ動だと思います。

↓↓↓
http://ceron.jp/url/www.ustream.tv/channel/kizuna-project1




うちのあーねえちゃんは 合唱隊にいます。
左後ろのほうに居る、一際輝いているポニーテールの美少女、そう、その子、みつけた?(親ばかwwwよく言うよw)
いきものがかりの「ありがとう」を唄っている時に ちょっと大きく写ったので大騒ぎして見ちゃったf^^*)

国旗を挙げるタイミングに、「カンペ」が出たんだそうです。「今!」って。(裏話)
でも こんなにも多くの国々からの支援があったことも 初めて知った私・・・。
すごいなぁ。ありがたいなぁ。



さーねえちゃんの中学の子達が、パーカッションの後ろの方に並んでいた様子。
でも、ぜんぜん映らなくて ちょっと寂しかった・・・。


けど、石巻、女川、東松島市の子供達、本当に頑張ってる!
その子供達、一人一人に支える家族がいるんだよね。
大変なのは 自分だけじゃない。
生きて行くのがつらいのは 自分だけじゃない。

元気 もらいました!




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[ 2012/02/06 00:15 ] 被災地の今 | TB(0) | CM(11)

あの日から



あの日から もう11ヶ月。

もう?まだ?

長かった様な短かった様な。

初めて感じる時間軸の中で過ごしてきた日々。

帰れる家がなかったころ、わたし、被災者なんだなぁ・・・と実感した。

人はトイレ、お風呂、台所、屋根、壁、窓・・・家 が無いと 暮らしていけない。

しみじみと思った。

しみじみ 悔しかった。やるせなかった。

水 電気 ガス 通信 もちろんこれらも重要だが。

でも、やっぱり 一番大切なのは 家族。

そして 環境。


帰りたかった・・・、家に。

7ヶ月たって家に帰れた時は 純粋に「生きててよかった」と思った。

私達家族は 学校などの避難所で過ごしたわけではないが

散々と親戚や親に世話になってきたけれど

それはもちろん、ありがたく 贅沢なことだけれど 

正直 本当に 気を使って暮らしていくうちに

「トイレやお風呂、屋根のある暮らしをするためには、本当の自分は殺さなくてはいけない」

そういった感覚になり

そのうちに

子供達から笑顔は消え 口数も少なくなり 楽しいはずの団欒が苦痛に変わり

学校から連れて帰ってきても 遊ぶ人がいなかったるーくん。

夜中に突然泣き出した「うちにかえりたい・・・」

「津波のバカヤロー、おれの大事なもの全部だめにしやがって。」


一番、 一生懸命 いい子にしていた。



私たち親に対してもどう接していいかわからなくなったんだろうな、さーねえちゃん。

まったく 話をしてくれなくなった。事務要項のみ口にして 

亡くなった友達の分まで頑張らなければいけない思いと、自分を殺した生活の狭間で

自分の進路も考えられず 

声もあげず しくしく泣いていた。

「わがまま言ってごめんなさい」とメールをよこした。

あなたはわがままなんか 言ってないよ。

ただ 生活を共にする人たちに わかってもらえなかっただけ。



あーねえちゃんは 過呼吸の発作を何度か起こした。

ストレスを溜め込んでしまったようだった。

それでも 懸命に笑顔を作っていた。私の話をよく聞いてくれた。

「お弁当は毎日買うからいい」

「家に帰れないなら 仮設でもいい」

「ご飯は一日一回でもいいから 別な所に住みたい」

あなたのこの言葉は 大きかった。


ごめんね、不甲斐ない親なばっかりに 三人には 本当に辛い思いをさせた。

でも、当たり前に生きるために、 

もっとしんどい環境の方もいるのだからと我慢した。




親戚やら肉親に世話になって避難している人は 大勢いた。

みんな 口を揃えて言った。

「気をつかう」

これは・・・ もちろん、多少の気遣いは必要だけれども。

度が過ぎすぎてわけわからない状態を言った。

緊張の糸が 家でもどこでもほぐれない状態といったことで。

もしかして 一緒に生活する人が 赤の他人ならば 

もっと別な意味で 気楽だったかもしれない。


じゃぁ、学校に居ればよかったのだろうか。

いいや、それも違う。


結局は 通らなければならなかった道だったのかもしれないのか

あの時もっと早く アパートや貸家を探していれば、仮設に申し込んでいたら・・・

今になっても 「あの時こうしていれば」という思いはたくさんあり、

本当に 手探りで 

まともに先を見据えた考え方なんか できなかった。

頭が正常に活動しなかった。


なにもかも 突然日常が奪われた現実が そうさせたのだ。



私は 今 家に帰れた。

子供達も笑顔にもどった。

夜中に泣いたりせず 過呼吸発作もなくなり たくさんおしゃべりもできるようになった。

ドラマを見て ないたり 笑ったりできるようになった。


みな 自分らしく 生活している。

「ありがたさ」を感じる。

命あってこそだけど、ライフラインの重要性がどうしても一番に挙げられるけれど、


「自分たちの居場所」


そのありがたみを

忘れては いけない。



ジャンル : 日記
テーマ : いま想うこと

[ 2012/02/12 01:36 ] 被災地の今 | TB(0) | CM(2)


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